ファッションセンスに自信がないけど、アパレルで働くことはできるのかな?
【お悩み】
「正直ファッションセンスにあんまり自信がないけど、アパレルでアルバイトってできるのかな?」
【この記事を読んで頂いた、5分後のあなた】
- ファッションセンスがなくても、アパレルで働くことができるかが分かる
- アパレルの仕事で、ファッションセンス以外に必要なものが分かる
やっぱり、ファッションセンスがないとアパレルは難しい?
今後、飲食業界でのアルバイトが難しく、同じサービス業のアパレルでのアルバイトを検討している方も多いのではないでしょうか。
でも…
- 「服は好きだけど、ファッションセンスがあるかどうかは…やっぱり、販売員はファッションセンスがないとダメかな?」
- 「アパレルの販売員を見てると、ファッションセンスがある人も、ない人もいるような...アパレルにファッションセンスは関係ない?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
そこで今回は、「ファッションセンスがなくても、アパレルでアルバイトができるか」について解説します。
結論を言うと、「ファッションセンスがない方でも、アルバイトはできます」。
ファッションセンスがなくても、ファッションセンスがある人よりも販売実績が良い方も当たり前のようにいます。
今回は、面接に受かる方法ではなく、「アルバイトとして採用された後、問題なく働くことができるか」という視点で、解説します。
経歴
- 学生時代から約10年間アパレル勤務
- 販売員(青山路面店)・店長(PARCO・ルミネ系列)
- VMD(レイアウト)・バイイング経験あり
- WEARフォロワー数5000人
- 国立大教育学部卒
- 現在、毎日1500人の方が見てくださっているブログです。
ファッションセンスがないけど、アパレルでアルバイトはできる?
◆目次◆
- ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトはできる?
- ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトができる【3つの理由】
- 【理由①】ファッションセンスがなくても、人柄で服は売れるから
- 【理由②】言葉使いが正しい・時間厳守ができる人が求められているから
- 【理由③】アルバイトの仕事は、服を売るだけではないから
- ファッションセンスがなくて、困ることはある?
では、順番に見ていきましょう!
1.ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトはできる?
さっそく、「ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトはできるか」について。
これは、「十分可能です」。
実際、ファッションセンスがない人も販売員をされていて、ファッションセンスがある人よりも結果(売上)を出している方もいます。
アパレルのアルバイトに求められる力とは?
アパレルで求められる力は、売り上げを取る力だけではありません。
例えば、人柄、言葉遣い、時間を守るといった内容も求められます。
今回は、そういった視点も含め、「ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトができる」理由を解説します。
2.ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトができる【3つの理由】
では、ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトができる理由を3つお伝えします。
- 【理由①】ファッションセンスがなくても、人柄で服は売れるから
- 【理由②】言葉使いが正しい・時間厳守ができる人が求められているから
- 【理由③】アルバイトの仕事は、服を売るだけではないから
アパレル側としては、あくまで「服が好き」という気持ちがある人だと助かります(笑)
すごく極端な言い方をすれば、「ダサくても良いけど、興味がないのはまずい」といった感じです。
では、それぞれの理由を解説します。
3.【理由①】ファッションセンスがなくても、人柄で服は売れるから
アパレルで仕事ができるか不安な方は、「売れる」かどうかが、最も気になる点かと思います。
これは、【ファッションセンスがある=売れる人ではない】ので、安心してください。
もちろん、ファッションセンスがあるならそれは武器になるでしょう。
ですが、たとえセンスがなくても「売る」ことはできますし、私の感覚では、ない人の方が売っている印象さえあります。
人が服を買う理由は「たくさん」ある
人が服を買う理由は、「販売員がおしゃれだから」「服がおしゃれだから」だけではありません。
例えば、
- おすすめするだけでなく、こちら(買う側)の話をしっかり聞いてくれたから
- 無愛想な態度ではなく、優しく笑顔で接客してくれたから
- 他のお店のように、ゴリ推しせず、必要な情報を教えてくれたから
- コーデについて、雑誌やスマホで、参考になる画像をたくさん見せてくれたから
- たまたま趣味が同じで、仲良くなったから
これまでの買い物の中で、こういった経験がある方もいるのではないでしょうか?
ファッションセンスがなくても、服を売ることはできます。
4.【理由②】言葉遣いが正しい・時間厳守ができる人が求められているから
アパレルの仕事は、「言葉遣い」「時間厳守」が絶対条件です。
アパレル側は、ファッションセンスがある人よりも、「言葉遣い」「時間厳守」ができる人を求めているといっても過言ではありません。
「言葉遣い」はなんとなく想像できると思うのですが、「時間厳守」は少し想像しづらいですよね。
「開店準備」を例に解説します。
早番での遅刻は、ペナルティー(罰金)あり
「時間厳守」をイメージするときに分かりやすいのが、「早番出勤でのオープン準備」。
オープン準備とは、百貨店やデパートの開店時間前に自店に入り、開店準備をすること。
この作業は、アルバイトであっても任されることが十分にあります。
もし、寝坊や電車遅延によって、この開店準備が百貨店の開店時間に間に合わなかった場合、百貨店側からペナルティー(罰金)を課されます。
規定に差はありますが、1日の売り上げが一瞬にして吹っ飛ぶ可能性もあります(笑)
5.【理由③】アルバイトの仕事は、服を売るだけではないから
正社員ではなくアルバイトの場合、「服を売る」「接客」以外の業務も多いです。
例えば
- 売り場の整理整頓
- 在庫の点数確認
- 掃除
- ゴミ捨て
- ストック整理
- 他雑用 など
飲食に比べ、掃除などは比較的簡単
アルバイトの場合、あえて悪い言い方をすれば、「なんでも屋」ぐらい色々な業務を任されると思います(笑)
とはいえ、これはどのサービス業、アルバイトも同じですよね。
個人的には、飲食に比べ、掃除やゴミ捨てなどは圧倒的にラクだと思っていたので、アルバイト時代はこういった雑用はあまり気になりませんでした。
6.ファッションセンスがなくて、困ることはある?
最後に、「ファッションセンスがなくて困ること」についてお話して、終わりにします。
「ファッションセンスがなくて困ること」は、例えば次のような点。
- まわりがおしゃれだと、自分のことをダサいと思ってしまうことがある
- たまに、まわりからダサいといじられる(笑)
- 接客の時に、コーディネートの提案がうまくできない など
一応挙げてみたのですが、これはファッションセンスのありなしに関係なく、誰もが通る道かもしれません。
お手本は「自分」じゃなくてもいい
もし、自分はコーディネートが得意じゃないと思えば、インスタやネットの画像をお手本として活用するのも一つの手段です。すでに、ipadを使った接客をしているショップもあります。
「インスタで評判が良い」「おしゃれ有名人の方が着ている」といった付加価値の方が、お客様に響く場合も十分あります。
自分で「調べる力」「調べる気持ち」は必要ですが、ファッションセンスはなくても問題ありません。
まとめ
ファッションセンスがない人でも、アパレルでアルバイトができる3つの理由
- 【理由①】ファッションセンスがなくても「人柄」で服は売れるから
- 【理由②】言葉使いが正しい・時間厳守ができる人が求められているから
- 【理由③】アルバイトの仕事は、服を売るだけではないから
- ファッションセンスがない場合、自分以外(ネット、雑誌、有名モデル)を使って接客することもできる
- 服に興味があること、自分で調べることは大切
最後に。
アパレルのアルバイトは、事前にお店を見に行けるのがメリット。
どんなスタッフが働いているのか、どんな接客をしているか、おしゃれな人はいるかなど、自分の目で確かめることができます。
また、いきなり「週5フルタイム」ではなく、「週3短時間」勤務がOKなところもあります。
面接で、なんでもできますと言うのではなく、「様子見」の余裕を取ることも失敗しないポイントです。
では、自分に合った職場が見つかりますように。
THANKS☺︎