コートが着れない…厚手ニットに合わせるアウターの選び方を教えてほしい!
【お悩み】
「毎年困るんだけど、厚手のニットを着ると、コートを着たときに窮屈で…次買うコートはラクに着れるものが良いんだけど…」
【この記事を読んで頂いた、5分後のあなた】
- 厚手ニットに合わせるアウター・コートを選ぶときに、確認すべきポイントが分かる
- 厚手のニットを着ても、もうイライラしないアウター選びができるようになる
厚手ニットの上からコートを着ると窮屈で...
急な冷え込みで、いよいよコートが必須の時期になりました。
久しぶりにコートを着て、「あの」イライラが蘇った方もいるのではないでしょうか...
「厚手のニットの上からコートが着れない…」
コートのサイズ感によっては、厚手のニットが腕のあたりで詰まったり、もはや入らないなんてこともありますよね。
そこで今回は、「厚手ニットに合わせるアウターの選び方の3つのポイント」をご紹介します。
もし、3年以上前のアウター・コートを着ている方は、「コートの作り」が窮屈感の原因かもしれません。
こんな人が書いてます(経歴)
- 学生時代から約10年間アパレル勤務
- 販売員(青山路面店)・店長(PARCO・ルミネ系列)
- VMD(レイアウト)・バイイング経験あり
- WEARフォロワー数5000人
- 国立大教育学部卒
- 現在、毎日1500人の方が見てくださっているブログです。
【これで解決!】厚手ニットに合わせるアウター選び3つのポイント
◆ 目次 ◆
- 厚手ニットに合わせるアウター選び3つのポイント
- 【ポイント①:身幅】ジャストサイズかオーバーサイズか
- 【ポイント②:肩幅】肩の位置が落ちているか(ドロップショルダー)
- 【ポイント③:腕まわり】細過ぎないか(裏地付きか)
- 厚手ニットに合わせるおすすめアウターをご紹介(3選)
今回は、以上の5つに分けて「厚手ニットに合わせるアウター選びのポイント」について解説します。
では、順番に見ていきましょう!
1.厚手ニットに合わせるアウター選び3つのポイント
厚手ニットに合わせるアウターを選ぶ際には、まず「アウターのサイズ感・シルエット」を確認する必要があります。
特に、サイズ感に大きく影響するのが、次の3点。
- 身幅
- 肩幅
- 腕まわり
サイズ感を見極める3つのポイント
では、【身幅】【肩幅】【腕まわり】の、具体的に何を確認すれば、厚手ニットを合わせても問題ないアウターかを判断できるのか。
それは、次の3つのポイント。
- 【ポイント①】ジャストサイズかオーバーサイズか(身幅)
- 【ポイント②」肩の位置が落ちているか(肩幅)
- 【ポイント③】腕まわりが細過ぎないか(腕まわり)
それぞれ解説します。
2.【ポイント①】ジャストサイズかオーバーサイズか(身幅)
【身幅】のサイズ感は、アウターの作りが、「ジャストサイズかオーバーサイズ」かで決まります。
今お持ちのアウター、例えばコート、ダウン、ボアジャケット、どのアウターでも構いません。
そのアウターは、いつ頃買われたものでしょうか?
もし、3年以上前のものだと、アウターが「ジャストサイズ」の作りになっている可能性が高いです。
つまり、厚手ニットを着たときに、窮屈になるアウターということです。
「今」のアウターのシルエットは、オーバーサイズが主流
オーバーサイズのアウターが浸透し始めたのは3年ほど前。
オーバーサイズのアウターは、【身幅】だけでなく、【肩幅】【腕まわり】にもゆとりがある作り。
この3ヶ所にゆとりがあると、厚手ニットを着ても、窮屈感がなく、ラクに着られることは想像できますよね。
3.【ポイント②】肩の位置が落ちているか(肩幅)
次に【肩幅】のチェックポイントですが、これは「肩の位置が落ちているか」で確認ができます。
ユニクロ・GUのコートを例に解説します。
まず、「標準的な肩の位置」のコートから。
ウールカシミヤチェスターコート
画像出典:UNIQLO公式サイト
コートの肩の縫い目と、モデルさんの肩の位置が合っている状態(ジャストサイズ)。
続いてダウン。
シームレスダウンロングコート
画像出典:UNIQLO公式サイト
こちらも、肩の位置は標準的な位置で、ジャストサイズタイプ。
一方、次のGUのコートは、「肩の位置を落とした」作りになっています。
ウールブレンドオーバーサイズチェスターコート
画像出典:GU公式サイト
コートの色がピンク系なので、肩の縫い目が分かりづらいですが、ユニクロのコートに比べ、肩の位置を落とした作りになっているのが分かります。
肩の位置を落とした作りの方が、肩まわりがラク
画像を見て分かる通り、標準的な肩の位置(ジャストサイズ)のコートは、全体的にスリムなシルエットなため、厚手ニットを合わせると窮屈に感じやすい作り。
「きっちり感」「フォーマル感」を出したいときは、ジャストサイズのシルエットで良いのですが、厚手ニットを着てもラクなアウターをお探しの場合は、肩を落としたデザインの方がラクに着ることができます。
≫『【私が使いやすいコートはどれ?】自分に合ったコートの選び方』
4.【ポイント③】腕まわりが細過ぎないか
【腕まわり】のサイズ感については、正直「試着」をして頂くのが間違いないのですが、画像でもある程度確認できます。
オンライン購入の場合は、やはり着用画像の確認が必要ですね。
裏地のありなしをチェック!
補足的な感じですが、「裏地のありなし」も、着心地に影響があります。ツルツルした裏地があると、ニット特有のざらつきがあっても、腕を通しやすい。
実は最近の傾向として、着たときの「窮屈感・突っ張り感」をなくすために、裏地をなくしたコートが増えています。ご購入の前に、その点も確認しておくと安心です。
5.厚手ニットに合わせるおすすめアウターをご紹介(3選)
最後に、厚手ニットに合わせやすい「オーバーサイズアウター」を3点ご紹介します。
各商品詳細では、コーディネート画像も多くアップされているので、ぜひご覧になってください。
- ①ノーカラーコート
- ②キルティングコート
- ③パイピングコート
この順番でご紹介します。
①ノーカラーコート
▼UNITED ARROWS green label relaxing
▼ノーカラーリバーコート
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②パイピングコート
▼and Me
▼リバーシブルパイピングノーカラーボアコート
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③キルティングコート
▼ROPE' PICNIC
▼【2WAY】リバーシブルキルティングコート
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まとめ
厚手ニットに合わせるアウター選び3つのポイント
- 【ポイント①:身幅】ジャストサイズかオーバーサイズか
- 【ポイント②:肩幅】肩の位置が落ちているか(ドロップショルダー)
- 【ポイント③:腕まわり】細過ぎないか(裏地付きか)
3年以上前のコートは、サイズ感が「ジャストサイズ」のものが多く、厚手ニットを着た時に、窮屈に感じることがある。
最後に。
厚手ニットやオーバーサイズニットの人気が出てから、「コート着れない問題」も一気に増えました。
これまでのアウターは「ジャストサイズ」が主流だだったので、ある意味当然の問題とも言えます。
ただでさえ寒くて肩の凝る季節。ラクに着られるアウターで、見た目の窮屈感も、ニットが詰まるストレスからも解放された生活をお過ごしください!
THANKS☺︎
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