オーバーサイズって、結局何サイズを買えばいいのか分からない...
「何年か前からオーバーサイズが流行っているけど、結局何サイズを選べば良いのか分からないんだよね」
「結局オーバーサイズって、Lサイズの服に、Sサイズのタグを付けたのと同じってこと?」
この記事は
- オーバーサイズの意味が分からない、大きいサイズとの意味の違いを知りたい
- オーバーサイズと表記のある服を選ぶときの、サイズの選び方を知りたい
そういった方に読んで頂きたい記事です。
もうすっかりオーバーサイズという単語も、ファッション用語として定着してきましたね。
ただ、実際オーバーサイズと表記のある服を選ぶときに、「結局何サイズを選べば良いんだよ」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「オーバーサイズと大きいサイズとの違い」「オーバーサイズ服の、サイズの選び方」について解説したいと思います。
オーバーサイズって、結局どういう意味?大きいサイズの言い換え?
まず、「結局オーバーサイズって、Lサイズの服に、Sサイズのタグを付けたのと同じってこと?」
の答えですが、同じではありません。
オーバーサイズと大きいサイズの違いを理解する上で重要なキーワードは、「部分的に」と「極端に」の2つです。
オーバーサイズの意味は、「部分的に、極端に、標準サイズの服を大きくした」です。
つまり、「全体的に」大きいサイズとは別物。
では、オーバーサイズの服は、全体ではなく、どこを部分的に、極端に大きくしたのでしょうか?
これから、「オーバーサイズTシャツ」を例として、解説していきます。
オーバーサイズTシャツは、標準サイズのどこを「部分的に」「極端に」大きくしたの?
- 身幅(ウエストまわり、脇下から胴体をぐるっと一周した長さ)
- 肩幅(肩の切り替え、縫い目の位置)
- 袖幅(腕まわり)
主に、この3カ所を大きくするのが一般的です。
「だから、オーバーサイズのSサイズ=大きいサイズ(標準サイズのLやXLサイズ)ってことでしょ?」
あ、ちょっと違います(笑)
【オーバーサイズのSサイズ】と【大きいサイズ(標準サイズのLサイズ)】を比較すると、以下の通りになります。
- オーバーサイズの身幅>大きいサイズの身幅
- オーバーサイズの肩幅>大きいサイズの肩幅
- オーバーサイズの袖幅>大きいサイズの袖幅
大きいサイズよりも、オーバーサイズの方が、部分的に(身幅、肩幅、袖幅)、極端に大きくなります。
つまり、オーバーサイズのSサイズ=標準サイズのLサイズではない、ということです。
結局、オーバーサイズの服を選ぶときは、どのサイズを選べば良いの?
答えは、「いつもと同じサイズ」もしくは「ワンサイズ小さいサイズ」です。
「小さいサイズを選ぶのはわかるけど、いつもと同じサイズを選んだら、大き過ぎるんじゃないの?」
それが、そうとは限らないんですよね。
なぜなら、オーバーサイズのSサイズも、標準サイズのSサイズも、着用する人の想定体型(身長体重)は同じだから。
つまり買う側は、いつも通りのサイズを選べば、自然とちょうどいいオーバーサイズになる場合があります。
オーバーサイズだからといって、ワンサイズ小さめを買ってしまうと、オーバーサイズ感が分からない普通の服に見えてしまうので、注意が必要です。
とはいえ、ブランド、各商品によっても基準となるサイズはバラバラ。きちんと採寸の数字を確認し、試着するのが間違いないです。
最後に。
まとめ
- オーバーサイズとは、標準の服を、部分的に、極端に大きくしたもの。
- オーバーサイズと、大きいサイズは別物。
- オーバーサイズのSサイズと、標準サイズのLサイズは違う。
- 特に、身幅、肩幅、袖幅が大きくなることが多い。
- オーバーサイズの服は、「いつも通りのサイズ」または「ワンサイズ小さめのサイズ」を選ぶ
- ワンサイズ小さめを買ってしまうと、オーバーサイズが、普通のサイズに見えてしまうので注意
今回は、「オーバーサイズの意味、サイズの選び方」について解説しました。
検索中、オーバーサイズとビッグシルエットの違いについて書かれたものがありましたが、これらの使い分けを意識したことは全くありません。
「人によって言い方」が違う、ぐらいの認識で良いと思います。
商品名を見ても、「BIG Tシャツ」」「リラックスTシャツ」「ダッドTシャツ」色々な呼び方がありますよね。
今回の記事が、オーバーサイズの服の選び方の参考になればうれしいです!
THANKS☺︎