アパレル就職の志望動機、どう書いたらいいのか分からない...
「アパレル企業に就職希望なんだけど、志望動機に何を書いたら良いのか分からなくて…」
「今とは別のアパレル企業に転職希望なんだけど、面接で何を話したらいいのか分からない…」
この記事では
- アパレル企業の就職活動・転職活動をしている
- 採用試験の志望動機をどう書いたら良いのかわからない
そういった方に読んで頂きたい記事です。
アパレル企業に限らず、改めて志望動機を書いてくださいと言われると、どう書いたら良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、「アパレル企業」への志望動機・面接原稿の解説です。基礎的な就職・転職のノウハウなどは割愛します。
主に志望動機を解説しますが、面接原稿作成の参考にもなる内容です。
経歴
新卒で某百貨店の社員として就職。レディースアパレルの担当からスタートし、その後人事部新卒採用科に配属。
別アパレル企業に転職後は、店長兼バイヤー業務を担当。新入社員研修、アルバイト採用面接の経験あり。
都内青山路面店舗、イオン系列ショッピングセンターでの勤務経験あり。
今回は、志望動機でよく見かける以下の一文を抜粋し、書き方の解説をします。
「御社のA(ブランド)やB(ブランド)がとても好きで、服をよく購入しています。」
アパレルの志望動機でよく見かける文章ですよね。
そして、この後話が広がっていくかと思いきや、この一文だけを残し、次の話題にうつるパターンがめちゃくちゃ多いという(笑)9割がこのパターンです。
まずは、「ブランドの何が、どの点が好きなのか」を付け加えるところから始めましょう!
採用側が知りたい内容「あなたはブランドのどこが好きなんですか?」
- ブランドの世界観、デザイナー ・ディレクター
- 店舗の内装、空間、スペース、備品
- 服、デザイン、品質、価格
- スタッフ、接客、コーディネート
- 販売方法、公式サイト、SNSの活用
以上の項目の、「ここが好き」を言えるように準備しておきましょう!
もしこれがスラスラ出てこない場合は、そこまでその企業に入りたくないのかもしれません(笑)
これから、先ほどの文章を添削したサンプルを見て頂きますが、添削のポイントは3つ。そして、それに対する採用側の視点が以下の通りです。
添削のポイント 採用側の視点も解説
①実体験、自分がした行動の記載
自分自身の経験であるという信憑性の確認。人は、興味関心のあるものに対しては、自然と現物を見に行きたくなるものだから。
②他ブランドとの比較の記載
他ブランドではなく、なぜこのブランドを選んだのかを知りたい。何があなたに響いて、このブランドを選んだのかを知りたい。
③就職後の進路・目標。また、それに向けてすでに始めている内容の記載
行動力の有無の確認。採用後の、仕事への取り組む姿勢、自ら行動できる力を持っているかを判断したい。
アパレル就職・志望動機サンプル
【設定】青山に路面店を持つデザイナーズ系ブランド
【添削前】
「御社のA(ブランド名)やB(ブランド名)がとても好きで、よく服を購入しています。」
志望動機サンプル(添削済)
私は、A(ブランド)の世界観が魅力的に感じます。Xさん(デザイナー)が以前雑誌で〇〇とコメントされているを拝見し、洋服だけでなく、「着る方のライフスタイルに溶け込む」というテーマに共感しました。
私はよく利用するショップは、青山店です。青山店は路面店ということもあり、他ショップと比べて、店舗の外観、内装にもこだわりが強く出ていると感じます。
ショップに入店する瞬間の期待感と、少しの緊張感が、ブランドのイメージを伝える上で必要な要素だと思いました。
また、スタッフの方のコーディネートもいつも楽しみにしています。ブランドのコンセプトに合ったコーディネートで統一することで、どこを見てもブランドの世界観に浸ることができます。
ここある服は、いわゆるファストファッションのような、今だけ着れればいいというものではなく、何年経っても、その人のお気に入りでい続けるデザインで、私も一着を大切に着ています。
私は、webの分野に興味があり、今後はECサイト業務にも挑戦したいと思っています。
御社の公式サイト、SNSは他社とは違い、先進的かつ、購入のきっかけとなるサイトだと思いました。
公式サイトでは、コレクションの映像を公開し、ブランドのイメージを強く打ち出す。SNSでは、スタッフのコーディネート例をアップし、リアルな着こなしを提案する。
店舗だけでなく、webを使ったアプローチの仕方も、今後はより需要が高まると考えています。
私は、まwebの知識が少なく、独学ですが、webマーケティング、webサイト作成の基本(HTML・CSS、WordPressなど)について勉強しています。
以上
ざっくりなところもありますが、添削の3つのポインの組み込み方は、イメージできましたか?
文章の言い回しなどは、現役のみなさんの方が詳しいと思いますので、適宜修正お願いします(笑)
最後に。
まとめ
- アパレル志望動機は、3つのポイントを抑えて書く必要がある
- 自分の実体験の記載
- 他ブランドとの比較の記載
- 就職後の進路・設定・現在取り組んでいる内容の記載
採用側が取りたい人の定義は簡単です。
「我が社でこそ、力を十分発揮できる人」
これは、どこの企業でも判断基準の一つにしているのではないでしょうか?
今回提案した志望動機は、あくまでサンプルです。
「私」がこれを書き面接に向かうのと、「別の方」とでは、同じ結果になるとはかぎりません。
とはいえ、それぞれの人に合った、傾向と対策を準備することはできます。
個別に、より具体的に、専門的なサポートを受ける方法としては、就職サービスを利用するのが最短ではないでしょうか?
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【リクナビNEXT】
もし近くに相談できる方がいれば、その方を頼っても大丈夫です。
私の場合、相談相手が身近な存在だと、逆に気を使ってしまうので、就職サービスを選びました。
正確な情報を最短で得ることができれば、その分、対策に時間をかけることができます。無駄な時間のロスは、気力も体力も奪います。
最短での採用を、祈っております。
THANKS☺︎
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